自分の自意識過剰さに、嫌気がさすときがある。
家族、友人、同僚ならまだしも、道ですれ違う人、同じ電車に乗ってる人からすら、「自分が今どう思われてるか」を気にしてしまう。
気にしすぎてしまう。
なんでこうなってしまったのか、自分でも皆目見当がつかない。
何か原因があるとしても、そのせいにすればどうにかなるというものでもないんだろう。
そんなことを自覚しはじめたころから、何かに夢中になるのが難しくなった。
周りの目を気にするようになってから、夢中になれたことはもしかしたら無いのかもしれない。
一所懸命とか、無我夢中とかは、目標にした時点でそうはなれないんだろうなと思う。
本当に一所懸命な人は、「今の俺、一所懸命だな〜」とか思わないんだろう。
あとになって振り返ったときに、「あの時は一所懸命だったな」と思うものなんだろう。
去年の自分は何かに夢中だったかな?
5年前の自分は何かに一所懸命だったかな?
10年前は?
20年前は?
「できない」を「できる」にしたくて必死だったあの頃のことは、恥ずかしくて思い出したくない。
でも、そういう恥ずかしさを言い訳にして頑張らなくなった自分の方が、今は恥ずかしいと思う。
だからもう、恥ずかしくてもダサくても、誰になんと言われようとも、自分のやりたいようにやろう。
どんな風に思われたって、自分が好きな自分になりたいから。
だから頑張って生きよう。